SPE日本支部 講演会 「海洋で分解する高分子」
海洋に浮遊するプラスチックゴミが環境問題として注目されています。この地球規模の課題を解決するために、様々な研究開発が行われています。環境負荷の少ない生物由来の海洋分解性高分子材料の開発は一つの潮流です。一方、既存の石油由来の高分子は、長年実用されてきた中で、必要な耐久性が決まっています。実用面から求められている耐久性は、海洋での分解性と背反することが予想されています。
今回の講演では、生分解性高分子と従来型の高分子を対比させて、機能の発現と短時間で分解することの両立について考えることを目的としました。視点を変えた各分野のご専門の先生方から詳しいご説明をしていただきます。材料開発、プラスチック成形加工、製品開発の分野に関係する技術者が参加され、相互の交流を深める良い機会になることを期待します。
主催:SPE日本支部
日時:2022年10月21日(金) 13:00~17:20
場所:住友ベークライト㈱ 本社20階会議室 (TEL:03-5462-4001)先着30名
〒140-0002 東京都品川区東品川二丁目5番8号 天王洲パークサイドビル
https://www.sumibe.co.jp/company/offices/index.html
** 30名を超えた場合、Zoomでのリモート参加になります。また、オンサイトでの開催が困難になる場合は、Zoomオンライン開催のみに変更されることがあります。その場合、変更内容について申込者に直接メール連絡します。
13:00-13:05 主催者開会挨拶 SPE日本支部長 伊藤 浩志
13:05-14:05
「生分解性素材は海洋ごみ問題のsolutionとなる?-循環型社会の形成に貢献するバイオプラスチック-」 三菱ケミカル(株) グリーントランスフォーメーション推進本部 佐野浩氏
14:05-15:05
「熱可塑性高分子の環境分解に及ぼす高次構造の影響」 九州大学ネガティブエミッションテクノロジー研究センター 高原淳氏
休憩
15:15-16:15
「高分子材料の超促進耐候性評価」(一財)化学物質評価研究機構 東京事業所高分子技術部 飯塚智則氏
16:15-17:15
「生分解性高分子のレオロジーおよび熱分析」 ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社 髙野雅嘉氏
17:15-17:20 主催者閉会挨拶
参加要領
・参加費:
SPE日本支部会員:無料 (個人会員の代理出席は認められません)
法人会員は5名まで無料 5名を超える分は有料となります。
非会員:15,000円(税込) 当日現地で現金でお支払いください。なお、Zoomリモート開催となる場合には、申込者に支払い方法をメール連絡します。
ここより申し込みできます。
演会参加を上記より申し込むにはHPへのログインが必要です。ログインに先立ちHPより登録をお願いします。会員の方にはserverからユーザー名、メールアドレスが送られましたら、PWを入力して、ログイン出来る様に準備して下さい。 メール会員(会告をメールで入手されている無料の会員)は登録されることをお勧めします。登録は無料です。
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お名前,会社名,部署,電話,メールアドレスを下記宛へご連絡ください.
SPE 日本支部 企画担当 東洋製罐グループホールディングス㈱ 柴田幸樹
E-mail:shibata@spejapan.jp